成分辞典
犬と猫の食事に関わる栄養成分を、分類ごとに引ける辞典です。各成分について、概要・体内での役割・長所(Pros)・注意点(Cons)を、研究データにもとづいて中立的に解説します。気になる成分を選んでください。
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タンパク源
PROTEIN SOURCES
どの動物性タンパクを選ぶかは、嗜好性・消化性・アレルギーリスクを左右します。
アヒル肉 Duck低アレルゲン傾向のノベルプロテイン。消化性が高く第一原料に選ばれやすい。鹿肉 Venison低脂肪・高タンパクのジビエ。鉄分が豊富で、アレルギー対応食に用いられることが多い。猪肉 Wild Boar国産ジビエとして注目。鹿肉より脂質が高く、嗜好性とエネルギーに寄与する。魚 FishEPA・DHAの供給源。猫の嗜好性が高いが、生食時のチアミン分解に注意。鶏肉 Chicken最も一般的なタンパク源。入手性・嗜好性に優れる一方、アレルギー報告も多い。牛肉 Beef嗜好性が高い反面、犬猫で代表的な食物アレルゲンの一つでもある。羊肉 Lambかつて低アレルゲンとされたが、普及により感作例も増えている。七面鳥 Turkey低脂肪・高タンパクの家禽。鶏に次ぐ選択肢として用いられる。
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脂肪酸
FATTY ACIDS
皮膚・被毛・炎症コントロールの鍵。総量だけでなくバランスが重要です。
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ミネラル
MINERALS
不足だけでなく、過剰や比率の崩れも害になる。上限と相互作用がポイント。
カルシウム Ca骨格形成の主役。リンとの比率(Ca:P)が適正範囲にあることが重要。リン P骨・エネルギー代謝に関与。過剰摂取は腎機能への負担となりうる。マグネシウム Mg多くの酵素反応に関与。尿石症(ストルバイト)との関連も知られる。カリウム K体液バランスと心機能の維持。腎疾患時に管理対象となる。ナトリウム Na体液・神経伝達に必須。過剰摂取は循環器への負担に注意。鉄 Fe酸素運搬を担う。欠乏で貧血、過剰で酸化ストレスのリスク。亜鉛 Zn皮膚・免疫・多数の酵素に関与。欠乏は皮膚炎や被毛不良を招く。銅 Cu鉄代謝・被毛色素に関与。一部犬種では過剰蓄積(肝)に注意。マンガン Mn軟骨形成や酵素活性に関与する微量ミネラル。ヨウ素 I甲状腺ホルモンの材料。過不足いずれも甲状腺機能異常につながる。セレン Se抗酸化酵素の構成要素。必要量と中毒量の幅が狭い微量ミネラル。
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ビタミン
VITAMINS
脂溶性は蓄積し過剰症のリスク、水溶性は不足しやすい。性質の違いを押さえる。
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食物繊維・腸内環境
FIBER & GUT
便の状態や腸内フローラを左右する成分。プレ/プロバイオティクスを含む。
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機能性成分
FUNCTIONAL INGREDIENTS
関節・心臓・代謝など、特定の機能を支えるとされる成分。エビデンスの強弱も併記。
※ 本辞典は、犬・猫の栄養に関する一般的な知識を中立的に解説するものです。特定の製品の効果を保証するものではありません。個々のペットに最適な栄養設計は、年齢・体質・健康状態により異なります。具体的な食事の判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。