この記事の要点
亜鉛は皮膚・被毛・免疫・多数の酵素に関わる必須ミネラル。欠乏は皮膚炎や被毛不良を招き、カルシウムの過剰などで吸収が妨げられることもあります。
皮膚や免疫の健康に直結する亜鉛。不足のサインが見た目に出やすいミネラルです。
亜鉛とは
多くの酵素の働きに関わる必須微量ミネラルで、肉類などに含まれます。
体内での役割
皮膚・被毛の健康、免疫機能、創傷治癒、味覚、多数の酵素反応に関与します。
不足するとどうなる(欠乏)
皮膚炎、脱毛、被毛のツヤ低下、傷の治りにくさなどが現れます。一部の犬種では遺伝的に欠乏しやすいことが知られます。
摂りすぎるとどうなる(過剰)
過剰摂取は銅の吸収阻害や消化器症状につながることがあります。カルシウムの過剰は亜鉛の吸収を妨げます。
よくある質問
皮膚が荒れるのは亜鉛不足?
可能性の一つですが、原因は多岐にわたります。皮膚トラブルが続くなら獣医師に相談しましょう。
亜鉛サプリは有効?
欠乏が確認された場合は有効なことがありますが、過剰のリスクもあるため獣医師の指示のもとで。
参考にした情報源
- AAFCO / NRC による犬・猫の栄養基準(亜鉛の要求量)
- WSAVA Global Nutrition Guidelines
- 亜鉛反応性皮膚症など獣医皮膚科の一般的知見
EDITOR’S NOTE
FINEPET’Sの「極(KIWAMI)」シリーズは、本ジャーナルで解説する栄養学の考え方を、ヨーロッパの製造拠点で1袋ずつ形にしたプレミアムフードです。原材料の設計思想を確かめたい方は、公式オンラインショップもあわせてご覧ください。