この記事の要点
セレンは抗酸化酵素の構成要素となる必須微量ミネラル。ビタミンEと協調して働きますが、必要量と中毒量の幅が狭く、過剰摂取に特に注意が必要です。
強力な抗酸化に関わるセレン。ただし「必要量」と「摂りすぎ」の差が小さい、扱いに注意が要るミネラルです。
セレンとは
抗酸化酵素(グルタチオンペルオキシダーゼ)の構成要素となる必須微量ミネラルです。
体内での役割
体内の酸化ストレスから細胞を守る抗酸化システムや、甲状腺ホルモンの代謝に関与します。ビタミンEと協調します。
不足するとどうなる(欠乏)
欠乏は筋肉や心臓の障害、免疫低下に関わることがあります。
摂りすぎるとどうなる(過剰)
必要量と中毒量の幅が狭く、過剰摂取は消化器症状や中毒(セレノーシス)を起こすことがあります。サプリの自己判断は危険です。
よくある質問
抗酸化に良いなら足したほうがいい?
過剰のリスクが高いミネラルです。総合栄養食で適量を満たすのが安全で、自己判断のサプリは避けましょう。
ビタミンEとの関係は?
両者は抗酸化で協調して働きます。バランスよく含む総合栄養食が望ましいです。
参考にした情報源
- AAFCO / NRC による犬・猫の栄養基準(セレンの要求量・上限)
- WSAVA Global Nutrition Guidelines
- 微量ミネラルの過剰・中毒に関する獣医毒性学の一般的知見
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