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この記事の要点

カルシウムは骨・歯の主要な構成成分で、神経や筋肉の働きにも関与します。不足は骨格の異常を、過剰は他のミネラル吸収阻害や成長期大型犬の骨疾患を招くため、リンとの比率(Ca:P)が特に重要です。

骨や歯をつくる代表的なミネラル、カルシウム。ただし「多ければ良い」わけではなく、バランスが鍵です。

カルシウムとは

骨・歯の主成分となるミネラルで、体内に最も多く存在します。

体内での役割

骨格・歯の形成に加え、神経伝達、筋肉の収縮、血液凝固に関与します。リンとの比率(Ca:P)が適正範囲にあることが重要です。

不足するとどうなる(欠乏)

成長期の不足は骨格の発育不全や骨折リスクにつながります。手作り食で不足しやすい栄養素の一つです。

摂りすぎるとどうなる(過剰)

過剰摂取、特に成長期の大型犬では骨格疾患のリスクが指摘されます。また亜鉛など他のミネラルの吸収を妨げることがあります。

よくある質問

カルシウムは多く摂ったほうがいい?

いいえ。不足も過剰も問題で、リンとのバランスが大切です。総合栄養食なら適正に設計されています。

手作り食で気をつけることは?

カルシウムとリンのバランスが崩れやすいため、配合や添加は獣医師・栄養士に相談しましょう。

参考にした情報源

  • AAFCO / NRC による犬・猫の栄養基準(カルシウム・リンの要求量と比率)
  • WSAVA Global Nutrition Guidelines
  • 獣医栄養学の標準的な教科書的知見

EDITOR’S NOTE

FINEPET’Sの「極(KIWAMI)」シリーズは、本ジャーナルで解説する栄養学の考え方を、ヨーロッパの製造拠点で1袋ずつ形にしたプレミアムフードです。原材料の設計思想を確かめたい方は、公式オンラインショップもあわせてご覧ください。

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