「最近、階段を登るのがつらそう」「立ち上がりが遅くなった」── 関節のトラブルは、シニア犬・大型犬種・特定の小型犬種で特に多い。本稿は関節で何が起きているか、食事で何を支えられるかを整理する。

犬の関節で起きていること

関節は、骨と骨の間にある軟骨と関節液で衝撃を吸収する精巧な仕組みだ。加齢・体重・運動量・遺伝などの要因で、軟骨がすり減り、関節液が減少すると、痛みや動きの制限が現れる。代表的な疾患は変形性関節症(OA)で、シニア犬の20%以上が罹患するという報告もある。

グルコサミンとコンドロイチン ── 軟骨を支える2成分

2つの仕事

グルコサミン 軟骨を構成する成分(プロテオグリカン、ヒアルロン酸)の前駆体。軟骨の合成・修復に必要な”材料”を補給する役割。

コンドロイチン硫酸 軟骨内で水分を引き寄せ、弾力性と衝撃吸収能を保つ。さらに軟骨を分解する酵素の働きを抑える作用が報告されている。

両者は単体でも効くが、併用で相乗効果が期待されるため、関節ケアでは両方の同時摂取が推奨される。

サプリで足すか、食事に組み込むか

サプリメントの形で別途与える方法もある。だが日々の食事に最初から組み込まれているフードを選ぶ方が、継続性が圧倒的に高い。”飲ませ忘れ”が起きない。長期で見た効果はそこに大きく依存する。

関節に効く他の成分

成分 働き
EPA・DHA(オメガ3) 炎症を抑えるシグナルを生み、関節の慢性炎症をやわらげる
グリーンライプドマッスル EPA/DHA・グルコサミン・天然抗炎症成分を含む海洋由来素材
MSM 関節周辺の結合組織の維持に関わる硫黄化合物
抗酸化物質(ビタミンE、ポリフェノール類) 軟骨を傷つける活性酸素を中和する

体重管理という、最も基本的な関節ケア

関節への負担は体重に直結する。1kg増えるごとに、関節にかかる負荷は数倍に跳ね上がる。どんなに優れた関節ケア成分を摂っても、体重過剰だと打ち消されてしまう。適正体重の維持は、最も基本的かつ強力な関節ケアだ。

結論

関節は壊れてからでは取り戻せない。シニアになってから慌てて始めるより、若いうちから食事の設計に組み込まれている状態が理想だ。グルコサミン・コンドロイチン、EPA・DHA、適正な体重維持 ── この3層で関節を守る視点を持っておきたい。

FINEPET’S KIWAMI はグルコサミンとコンドロイチンを両方配合し、さらにサーモンオイル由来のEPA・DHAもあわせて配合。日々の食事に関節ケアを組み込んだ設計です。

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参考文献

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