毎日の散歩で処理する”うんち”。実はこれ、犬猫の健康状態を最も雄弁に語る指標のひとつだ。色・形・量・におい・回数の5点を観察するだけで、フードが合っているか、体に異変が起きていないかが見えてくる。

うんちが教えてくれる5つのサイン

観察すべき5点

 健康な便は濃い茶色。黒すぎる(消化管出血の可能性)、赤いものが混じる、灰白色(胆汁の異常)は要注意。

 ティッシュでつまめる程度の硬さがベスト。崩れる・水様便は消化不良か体調不良のサイン。コロコロ硬い場合は水分不足や食物繊維不足。

 食べた量の割に便が多すぎるなら、フードの消化吸収率が低い可能性がある。”届いた量”より”出た量”のほうが多いということ。

におい 強烈に臭うのは、未消化のタンパク質が腸内で異常発酵しているサイン。フードの質を疑う材料になる。

回数 犬で1日1〜3回、猫で1日1〜2回が一般的。急な増減は体調変化のシグナル。

フードを変えたら、便が変わる

体に合うフードに切り替えると、便は「少量・適度な硬さ・においが弱まる」方向に変わる。逆に「便が増えた、軟便気味、においが強くなった」なら、そのフードが合っていない可能性が高い。

フード切替時は2週間かけて旧フード→新フードに段階的に移行するのが基本。急に変えると一時的に便が乱れるが、これは”合っていない”とは別物。判断は移行完了後の便で。

結論

うんちの観察は、コストゼロで毎日できる最良の健康診断だ。スマホで写真を残しておくと、変化が分かりやすい。”気のせいかな”と思った時にあとから見返せる。

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参考文献

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