「ヒューマングレード(人間が食べられる品質)」。安心の代名詞のように使われるこの言葉を、フード選びの決め手にしている人は多い。だが――日本には、この言葉に明確な法的定義が存在しない。言葉のイメージに頼る前に、その実態と、本当に確かめるべき点を整理しておきたい。
「ヒューマングレード」に、統一された定義はない
意外に思われるかもしれないが、日本のペットフードにおいて「ヒューマングレード」という表示に、法律上の統一基準はない。各メーカーがそれぞれの解釈で使っているのが実情だ。「人間が食べられる原料を使っている」という意味で使う会社もあれば、もっと限定的に捉える会社もある。
本場とされる米国でも、本来は製品全体が、人間用食品の製造・流通基準を満たして作られた場合にのみ名乗れる、という厳密な考え方がある。原料の一部が人間品質、という程度では足りない、という議論だ。つまり言葉だけでは、どこまでの品質を指しているのか分からない。
何をもって”ヒューマングレード”か
言葉の曖昧さを補うには、その中身を観点で分解するのが早い。
| 観点 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 原料 | 人間の食品として流通する品質の原料か。副産物や規格外品で薄めていないか |
| 製造施設 | 人間用食品に準じる衛生基準(HACCP等)で製造されているか |
| 検査・開示 | 成分分析や安全検査の結果が、第三者に分かる形で公開されているか |
言葉より、”裏付け”を見る
結局のところ、「ヒューマングレード」という8文字そのものより、それを裏付ける具体的な事実のほうがずっと重要だ。HACCP準拠の製造、検査結果の公開、原料原産地の明示。こうした事実が揃っていれば、言葉を使っていようがいまいが、品質への姿勢は伝わる。
飼い主の確認ポイント
「ヒューマングレード」とうたうフードに出会ったら、こう問い返してみるといい。「では、どの製造基準で?」「検査結果は見られる?」「原料の産地は?」。答えがきちんと示されているフードは信頼に値するし、言葉だけが先行しているフードは、一度立ち止まる価値がある。
結論
「ヒューマングレード」は、悪い言葉ではない。ただ、定義が曖昧なぶん、言葉のイメージにもたれかかるのは危うい。大切なのは、その品質を裏側から支える事実があるかどうか。言葉ではなく、事実で選ぶ。
FINEPET’S KIWAMI は、ヒューマングレード原料を使用し、HACCP準拠の工場で製造。放射能検査や成分分析の結果を公開しています。言葉だけでなく、裏付けで応えるフードです。