この記事の要点
ナトリウムは体液バランスと神経伝達に必須のミネラル。欠乏はまれですが、過剰摂取は循環器や腎臓に負担をかける可能性があり、心臓病・腎臓病では管理対象になります。
「塩分」として知られるナトリウム。必須でありながら、摂りすぎが気になる栄養素です。
ナトリウムとは
体液に多く含まれる電解質で、いわゆる塩分の主成分です。
体内での役割
体液量と浸透圧の調整、神経伝達、筋肉の働きに関与します。
不足するとどうなる(欠乏)
通常の食事で欠乏はまれですが、極端な制限や大量の喪失(重度の下痢等)で起こり得ます。
摂りすぎるとどうなる(過剰)
過剰摂取は循環器や腎臓に負担をかける可能性があり、心臓病・腎臓病の子では制限が検討されます。
よくある質問
犬猫に塩分は必要ですか?
はい、適量は必須です。総合栄養食には適切に含まれており、人の食べ物による追加は不要です。
人の食事を分けても大丈夫?
塩分過多になりやすく推奨されません。専用フードで適量を与えましょう。
参考にした情報源
- AAFCO / NRC による犬・猫の栄養基準(ナトリウムの要求量)
- WSAVA Global Nutrition Guidelines
- 心臓病・腎臓病の食事管理に関する獣医学の一般的知見
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